2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Drumbone

なんでもない話、その2。 好きなものの話をするのは、どうも難しい。・日本語ラップの楽しさをわかりやすく解説する ・「シギサワカヤ」という漫画家さんを全力で推す ・CoDシリーズから、アメリカの自傷癖について考えてみるという三つの大ネタを思いついた…

君の話

煙草の話、その2。 香水を振ってガムを噛めばそれなりにごまかせるけれど、手には不摂生の名残が留まっている。こまめに手を洗う癖がついて以来、指にささくれが目立つ気がする。 匂いは夜を越えられない。端のほうから曖昧になっていく。無様に溶ける過去は…

口からでまかせ

「しまう」の話。あと、推敲の話。 気づけば僕のブログのアクセス数が2500!うち2000くらいは自分でリロードを連打した気もしますが、とにかく読んで頂いてるみなさんには感謝感謝です。人に見せないならチラ裏ってやつで、せっかく書くからにはやっぱりたく…

愛をとりもどせ!!

これからの話。 ついに、本当の意味で一切の退路を断ってしまった。僕は、愛おしいすべての人々を不幸にしてしまう可能性を承知で、つまらないプライドに殉じる覚悟を決めた。今日から始まる一年間は、今日から始まる一生の転機になる。 僕は、かっこつける…

プラチナ

喫茶店の話。 居心地のいい喫茶店には、つい長居してしまう。一度腰を落ち着けてしまうと、なかなか立ち上がる気になれない。隣のお客さんが入れ替わるのを数回眺めながら、冷めたエスプレッソをすすっている。お水の氷はすっかり溶けて、机に透明な輪っかが…

thousand knives

なんでもない話。 今日は言いたいことがまとまらなかった。なにも考えていなかったのか、考えすぎてしまったのか。それすら分からないあたりが、自己反省を徹底的に避けてきたツケなのかなぁと思う。 ブログのタイトルは、書いてるときに思い浮かべている曲…

ミラージュ

散歩の話。 ふと思い立って、駒場キャンパスから六本木ヒルズまで歩いてみた。無理矢理巻き込んだ同期と後輩にお詫び代わりのホッカイロを渡して、15時前にてくてくと大学を出発。 旧山手通りを直進して、国道246号線にぶつかる。道玄坂に平行して、渋谷の谷…

美しき人間の日々

相田みつをの話。 先輩に誘われて、有楽町にある相田みつを美術館に行ってきました。ここね。 (http://www.mitsuo.co.jp/museum/index.html) 相田みつを=上地雄輔の進化型、みたいな認識しか無かった僕にとっては、目からうろこの一日でした。やっぱり、人…

光の川

歩道橋の話。 品川駅の高輪口を出てすぐのところに、第一京浜にまたがる大きな歩道橋がある。長くまっすぐ続く大通りを高さ5メートルから眺めると、よしなしごとから浮き上がったような、不思議な気分になる。足下をすり抜けるライトを数える。迎え入れたり…

Mr.Simple

ぬるいK-POPの話。 「非英語圏の曲に唐突に挟み込まれる英語を愛する会」理事を務める僕としては、Super Junior「Mr. Simple」はかなりのディナーでした。これね。 相変わらずシンドン(デブ)の躍動感が素晴らしい。以前どこかでどなたかが「マイケルジャクソ…

ハチミツ

苦手なことの話。 「時間が経てば、どうってことなくなりますよ」「パーッと飲みにでもいきませんか」「気分転換に、別のことしたらいいと思いますよ」慰めの言葉は優しくて冷たい。口にするたび、耳にするたび、これでいいのかと迷う。 日常は思い出を呑み…

モーニングコーヒー

マクドナルドの話。 週末の午前中は、大学近くのマクドナルドにいることが多い。土曜日を始めようとする人と、金曜日を惜しむ人がいる。僕はだいたい前者だ。壁際から、店内を眺めている。 水滴が窓を斜めに走っている。天気予報曰く、この雨は夜まで止まな…

まほろば◯△

風邪の話。 今週の頭から、脳が濁ってうまく働かない。ここ数年、季節の変わり目に対応できたためしがない。いったい誰がどんな了見で気温を下げたんだろう。秋がもう少し生き長らえてくれれば、鼻を詰まらせずに済んだのに。僕は投げやりに年をとりすぎた。

Secret of My Heart

「眠りの小五郎」の正体は何故見破られないのか、という話。解決編。 この記事(http://d.hatena.ne.jp/de_colour/20111117/1321523502)を先に読むと、面白いかもしれません。でも、いきなりこっち読んでも大丈夫!あっちはネタです。こっちは、もっとネタで…

空中ブランコ

踏み切るからには、 自分にかける褒め言葉が欲しい。 少し強めに胸を叩いてみたけれど、 がらんどうの音しかしない。

「眠りの小五郎」の正体は何故見破られないのか、という話。 「名探偵コナン」は、サンデーの屋台骨をほぼ単独で支え続ける長寿漫画である。主人公である江戸川コナンは、高校生探偵(笑)工藤新一が、謎の組織に盛られた薬によって幼児化してしまった姿だ。ど…

オシャレ!

松浦亜弥の話。 彼女の最初のアルバム「ファーストKISS」を、かれこれ10年近く愛聴している。「オシャレ!」を聴くたびに、この歌詞を当時中学3年生だった松浦亜弥に歌わせたつんくは変態だなぁと思う。 「コミュニケーションをメタな視線から分析できるこ…

花火

布団について。 眠るときの姿勢にあまりこだわりはないけれど、最近は布団を頭まですっぽりかぶって、横向きになることが多い。ぬくぬくとした真っ暗のなかで、せめて夢くらいは思い通りになって欲しいな、と思う。実際のところ、あんまり夢はみないんだけど…

ブレックファスト・クラブ

飲まない人に怒る人、の話。 世に言うparty peopleには「酒そのものが好きな人」と、「飲み会が好きな人」がいるように思われる。洒落者の空気を纏うのは前者だが、僕は残念ながら後者だ。飲み会の予定が入ると、心が躍る。 あまり遭遇したことは無いが、世…

夏服

選択と後悔の話。 おぼつかない僕の足取りとは裏腹に、時間は分速一分の速度で着実に前進しているらしい。体感時間と絶対時間が違うなんて、世界は平等で残酷だなと思う。 半年、時間を巻き戻せるなら、なんでも差し出すのに。

Blurry Eyes

目の話。 僕は目があまりよくない。コンタクトを外したあとの視界はとてもぼんやりしている。丸窓を被せないと親指のささくれすら見えないなんて、僕はずいぶんと調子の悪い器官で世界と対峙しているようだ。 「見えないものは無いものとする」というかっこ…

smells like teen spirit

香水の話。 敬愛する島地勝彦氏は「香水は一穴主義に限る」と仰っていたけれど、僕はBVLGALI BLACKとEMPORIO ARMANI CITY GLAM を交互に使っている。どちらも魅力的で、一つに決められないのだ。自分ではわからないけれど、僕は煙草も吸うし、相当複雑な匂い…

together, forever

嵐の話。 「迷宮ラブソング」のカップリング「together, forever」がめっちゃかっこいい。これね。 「together, forever」が面白くて飽きないのは、ユニゾンでもボーカルに強弱がついているところ。基本的に相葉.comが頑張っていて、道明寺・西郷一等兵・ニ…

染まるよ

煙草の話。 煙草の魅力の八割は「煙が漂う」ことにある。紫煙が浮かび消えるのを眺めていると、色々どうでもよくなる。喫煙者が惚けた顔をしているのは、吸気に酩酊しているからではない。流れ行くもやを眺めているのだ。(顔をしかめている場合、副流煙が目…

OMOIDE IN MY HEAD

なぜ今更ブログを書くことにしたか、という話。 少し、Twitterに疲れてきた。忙しい言葉の波に、ハッキリしない自分の気持ちを放流するのは勇気が要る。宛名の無い手紙を握り潰す回数が増えた。音にならなかった言葉、名前を与えられなかった気持ちは、胸の…

モノクローム・エフェクト

風景の話。 トンネルの先に空しか見えなくて少しびっくりしたけど、道路沿いにビルが隠れていた。夜空は中途半端な紺色をしている。灯りに満ちたこの街のどこが冷たいんだろう。